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ディレクターインタビュー 1

インタビュータイトル

ディレクターに訊く 竹久侑

ディレクターに訊く

竹久侑

聞き手:大倉宏

美術館の中の美術に疎遠さが感じられるということを経た今だから、もう一度地域住民の人たちだったりとどう接点をもった作品を作るのかを考えなければいけない時期が、また来たと感じています。

――第1回目の水と土の芸術祭はご存知でしたか?

知っていましたが、見てはいませんでした。

――ディレクターの依頼をどのようにうけとめられましたか?

まず、なぜ私が誘われたのだろうと考えました。優秀な学芸員は他にもいますので、なぜ私かと問うたとき、結局私が水戸で、大友良英さんの「アンサンブルズ」というプロジェクトや、MeToo推進室(*1)という、自分の職務ではない範囲で市民の任意団体のメンバーとして活動していることがあって、それはどれも時間をかけてなにかを一緒に作り上げていくという活動、そこにアートの要素が大きく関わっているのですけれども、それによってそれに関わる人々や、その人々が住む地域が何らかの影響を得ていく、ということを考えた活動を行なっていて、そこを評価いただいたのかなと思ったのです。だから、そういった側面がちゃんと生きる仕事をしない限り、私がこの水と土の芸術祭でディレクターを務める意味がないだろうとまず思いました。

 

(*1 MeToo推進室:水戸の街とアートをつなぐ橋渡し役を目指して、水戸のクリエーターを中心に2008年4月に発足した団体。団体名は、MeToo=「僕も」「私も」という意味と「水戸」を掛け、水戸のさまざまな人々が自主的に関わりをともに活動を行うことで、ムーブメントをつくっていこうという想いがこめられたもの。定期的にミーティングを行い、進行中のプロジェクトのほか今後の活動の立案、運営方法などについて協議しながら活動を展開している。)

――第1回目は北川フラムさんのディレクションで、北川さんは大地の芸術祭もやっていらっしゃいます。 それはご存知でしたね。

ええ

――北川さんに対しどのような認識をもっていらっしゃいましたか?

北川さんは、それまで芸術文化につく予算や政策では不可能だったんじゃないかという角度とスケールで、美術館ではない場所、生活圏のさまざまなところで、アーティストになにかをしてもらう――作品を作って置いていくという設置型のものが当初多かったと思うのですけれども――ということをなさっている先駆的な人として、素晴らしい仕事をしている人が日本にはいるんだ、と若い頃思っていました。

 

ただ、それが一つの成功例という形になり、様々な地域で、例えば行政だったり、大学だったりが主導する形で広がり、普及していったわけですが、ただ作品を設置するというだけでは、コミュニケーションをあまりすることのないような地元の人々も多くいらっしゃるんじゃないかということや、またなぜこの作品を設置するのかとか、住んでいらっしゃる人にとってみれば、唐突に感じる部分も少なからずあると思うんですけれども、そういうところを、どういうプロセスを経て、北川さんは解決なさっているんだろうかと疑問に思うようになりました。 かたやボランティアがいないと立ち行かない制度になっている大型の芸術祭においてのボランティアの関わり方とか、あとは地域振興という、いわゆる芸術振興とは別の目的に芸術が活用されることに関しては、自分が学芸員の仕事をしていくなかで慎重にあたらないといけないと思うようになっていました。この仕事を引き受けるにあたっても、それらの点を考えながら、半ばそれを内部批評、自己批判できる形で見ていく必要があるだろうと思いました。

――北川さんが大地の芸術祭などでやられていたことと、竹久さんが水戸でやられていたことの共通点と相違点については?

ええ……

――MeToo推進室のことを私は知らないのですが、そこでもボランティアの方が……

報酬がないという意味ではボランタリーですけれど、MeToo推進室では自分たちがやりたいことを自主的にやっています。 最初は水戸芸術館主催の事業がきっかけとなって発足しましたが、今は水戸芸術館からの働きかけがあろうがなかろうが、自分たちでやりたいことを行なっています。自分たちで企画して行なうこともあれば、最近はその活動がある程度認められ、手伝ってもらえないかという話が町の商工会議所からきたり、そういうふうになってきています。

――一種の町おこし的な観点から依頼されたりすることもあるのですか?

ありますね。

――つまり、北川さん的な活動に興味を持ちつつ、疑問もいだきながら、今回の仕事を引き受けられた。

 

そうですね。

――実際、新潟に来られ、前回の芸術祭のこともお知りになり、4人の中の1人のディレクターとして、具体的にどんなことをしたいと思ったのか。また芸術祭を終えて実現できなかったが、当初には考えられたことなどもあったら、それも含めてお話ください。

 

やはり私は人々の心に強く残る作品、それはモノでなくともいいのですが、そういう作品を作ってくれる作家に参加してほしいと考えました。人々の心に強く残るというときのひとつの有効的な手法として、経験を、現場をともにするというのがあると考えているので、そういう手法――分かりやすく言うと、協働型や参加型のアートプロジェクトと最近言われている活動をしている作家は、一定数は必ず招聘したいと思いました。

――実際の今回参加作家の中では例えばナデガタさんワウさん、白川さんという方々ですね。

そうですね。あと藤浩志さんや日比野克彦さんですね。 カミンもそうでしょう。

下道基行

下道基行ワークショップ―見えない風景―

――第1回の芸術祭は、北川さんは新潟の自然の歴史をポイントにしてディレクションされましたが、実際に新潟に来られ、その第1回の芸術祭の跡もご覧になり、場所とアーティストの関わりという点で考えられたことは?

私の場合は、新潟の自然の歴史を掘り下げるというより、新潟という土地が持っている特異性を作家が掘り起こしてくれるといいなと考えました。  ただ、だからと言って、それがローカルな話題に収拾してしまうのではなく、普遍性を持ち備えていることが不可欠だと考えています。下道さんや佐々木愛さんなど、その場にフィールドワークのように滞在しテーマを探っていく作家も重要だと思いました。こちらがこのテーマで、と決めるわけではなく、今まで彼らがやってきた活動の延長として、ここに来てもらうときっと面白い展開があるんじゃないかいう作家を考えました。

――竹久さんが新潟で、特定のテーマを設定して作家に働きかけるのでなく、そういう視点を自身が持っている……作家自身にテーマを探ってもらうことを考えたのですね。

そうです。 その地に来て、滞在し、人に会ったりしながら、自分で探す――そういうことを手法にしている作家を選んだということですね。もちろん、ある程度のイメージはこちら側にもありましたが。

――協働とその土地でテーマを探るという2つの視点から作家を選ばれたのですね。

それ以外の視点で招いた作家もいますが、その2点がとりわけ目立つかもしれません。

――実際に作家たちが新潟に入って、作品を作り、様々な活動をしたわけですが、ご自分がディレクションされた作家、それ以外の作家も含めて、彼らのやってくれたことについて、今どんな感想を持たれますか?

9割方期待通り、あるいはそれ以上を作ってくれたと思います。そう思う作家ばかりですね。藤井光さんも、新潟という地を踏まえながらも自身のこれまでの活動に即したテーマを探し出し、東日本大震災後のアクチュアルな問題を示唆する作品を作ってくれました。冨井さんには、今回はいつもと違って、屋外の設置ということと大型のものをお願いしたので、それが冨井さんにとってはいいチャレンジ、経験になったと言ってくれています。

――ナデガタさんやワウさんについてはどうですか?

Nadegata Instant Partyと “いしずえ窯“

Nadegata Instant Partyと “いしずえ窯“

ナデガタは、これまでの彼らの活動と比較しても、かなり新潟のサポーターの人たちが……最初は作家が乗せ上手だったけれど、だんだんうまく乗せられ上手が乗っ取っていくような感じがありました。サポーターが作家のつくったフレームのなかに自分たちの場所を見出し築いていくのですが、会期の早い段階からシステムを自律的に運営したり、作家の同意のもと自分たちでイベントを企画し実施するにようになっていきました。それが負荷なくとても楽しく展開されていった珍しい例かなと思っています。

そして最終日前日の窯出し後、クリスマスパーティと感謝祭といって、自治会の方々を含め、ご協力いただいた方々にサポーターとナデガタが感謝するという会をやったのですね。そこでひとつの出し物をサポーターの中心的な方々が作家にもサプライズで用意していて、それがナデガタを使って劇をするというもので、作家がやってきたことを、逆襲のような形でサポーター側が設定していたんです。少しのセリフ合わせをして、ナデガタが着物に鬘を被せられて、新潟の礎町に関するエピソードを演じさせられるということが起こりました。作家性をよく理解した上での、すごく高度な応酬をサポーターが作家に対してしているようで、それを見た時、作家が新潟で発見し、サポーターらとともにつくりあげた特別な場所が、閉幕後、作家の手から離れて次のものへと展開していく出発点を見たような気がしました。とても興味深いケースだと思います。

wah document ワウ ドキュメント おもしろ半分制作所

「おもしろ半分制作所」

ワウに関しては、本来は即興で面白いアイデアを参加型の集団で実現させるというのが彼らの仕事ですが、今回は会期が長い中、その面白さが「形」として見えるようにという話をし、インスタレーション、造作物を作るということになり、それがプレハブ小屋とめぐり合ったことで、アジトを作るという展開になりました。彼らにとっても新しいケースだったんですよね。でもそのなかで、たんに面白い場所を作るだけではなく、そこに来た人が感化され、面白いアイデアを考えてしまうような場所という《おもしろ半分制作所》というのがいい落としどころだなと思いました。ワウとナデガタは比較されることがありますが、話を聞いていくと実は結構違っています。作家が種をまいて水をやりはじめて、会期終了後にはサポーターの方たちや関わった市民の人たちがそれを育てていく、その初期段階がこういった芸術祭のできることの一つだと私は考えています。そういう意味では礎保育園のように残したいという声が上がることや、「沼垂ラジオ」も残ることになったと聞いていますが、活動や場が残るというのがひとつの望ましい結果というか、成功例というように考えがちですし、実際そうだと思います。しかし、ワウは必ずしもそうではなく、別に場や活動をそのまま残すことにこだわっていなくて、それより、いかにインパクトを与えるか、それさえしっかりしていれば、違う形となって、数年後に開花していくことができたら本物の芸術じゃないかということを考えているんです。

――そこに直接つながっていくわけじゃなく、別な形になっていっても……

そうですね。コミュニティを作ることを目的としてはいないんですよ。 一定期間何かをともにする過程が重要というよりも、その作品を経験したことで感じさせる何かが勝負どころというか。

――それはワウさんに限らず……

多くの作家が、そうですね。

――今回竹久さんがディレクションをされた中で特に注目されたのが大友さん、飴屋さんの作品でした。このふたりを選んだ理由とできた作品について。

大友良英×飴屋法水たち 「Smile」

大友良英×飴屋法水たち 「Smile」の一区画

大友さん飴屋さんという2人組で最初から提案しましたが、それはまず大友さんにこれまでの仕事の中で、音楽に限らず、ジャンルや経験値の違いで敷居を作るのではなく、面白いものをそれぞれの個性の形で作るというあり方に私は共感を覚えていて、その大友さんが新潟に来たらどうなるか、まず期待をしたのです。そして大友さんは誰といっしょに仕事をされるかが非常に重要なのですが、そのお相手として飴屋さんを思いました。このペアの協働は、どんなふうになるか想像がつかない。得体のしれない「とてつもない何か」が生まれえる条件をそろえたいという心持ちでした。

――これまでお2人は、一緒に仕事をされたことはなかったのですか?

飴屋さんの作品に大友さんが関わったり、大友さんのライブに飴屋さんが参加したりということはありましたが、今回のようなスケールと形でゼロから作品を作り上げることは初めてだったと思います。そういう意味で、自分も含め多くの人が見てみたいという期待感を抱かせるペアだと思いました。 飴屋さんが何をするか予測のつかない部分が多々ありましたが、飴屋さんも大友さんも、「なぜ新潟か」ということを真剣に考えてくださって、ここで自分が制作することの必然性を考えた末に、いろんな人の痕跡が残っているモノや音を使って、人の存在や気配を感じさせる作品をつくりました。あの水揚場という場所でお2人があの作品を作れたということ、場所とのマッチングが、非常に重要だったと思います。場所をとてもセンシティブに感じながら構想を考えて下さり、時には私が想像する以上にはるかに多くのことを考えに組み入れながら作品を作って下さって、私にとっても勉強になりました。飴屋さんは、事前に構想をことばで明確に示していくというより、まさに現場でご自身の感覚をフルに稼働させて形にしていくというか、つまり最終形が共有されていない状態で進んでいくので、キュレーターとしてどう関わるのがいいのか迷った点もあります。本当にぎりぎりまで制作が続きましたが、オープン当日の朝に作品を確認したときには、前日とは打って変わって異なる空気や光があの場に満ちているのを感じさせる何かが確かにありました。  興味深いのは、私は新潟にいつもいないので、来る度にあの作品を見ましたが、なぜかその度にいつもちょっと違うように感じるんです。

 

まわりの環境、天気、入り込んでくる光の強さ、風の冷たさや強さが、季節や時間帯によって変わる。そういった周囲の要素があの作品にはより直接的に影響を与えますし、そもそもそれを念頭にいれての作品です。

 

素材自体が元々状態のあまりいいものではありませんし、展示場所がほぼ半屋外なので、風化というか、時間の経過にそってちょっとずつ変わっていく何かがあって、また不思議と生(せい)を感じさせます。あの作品のなかにいると自分の目や耳といった感覚が敏感になり、なにかすごく「居させる」作品でした。

 

作品と向き合いながら、自分と向き合うような寛容さがあり、感応した人には、深く入り込む作品になったと思います。

――最初に水揚場という場所をご覧になったとき、竹久さん自身はどのようにお感じになりましたか?

特に大かまぼこは、この空間と向き合える作家はそんなにいないと思いました。 小分けにしてブースを作って見せるというのでは、場所を殺してしまうことになるし、やはりこの空気感、この雰囲気を生かすタイプの作家にやってもらいたいと思いました。大きな作品をただドンと置くだけじゃないとも。誰にあそこに展示してもらうのかが、ディレクターの今回の一番重要な仕事の一つであり、そこがある意味、芸術祭の成否を分けたところだと思います。

――いろんな議論もありましたが、5か月という長い会期について、始まる前に思われたことと、実際に5か月を終えて思われることを聞かせて下さい。

最初は運営側の体力と気力がもたないだろうと思い、そこが一番心配でした。それと作品がもつだろうかという懸念。写真やオブジェのようなものであれば、ある程度耐久性はあるけれど、インスタレーションや、人々が入り込んでいく造作物は、どんどんメンテナンスが必要になるので、その手間や経費にかかるリスクは大きいと思いましたので、どちらかと言うととても心配でした。 結果的には、お客さんの流れを見ていると、夏にあまりお客さんが入らなかったことと、秋になってすごく入って、そして12月もずっと人が途絶えなかったというのは、新潟の人はそんなにすぐには動かないよとみんなが言っていたのが、本当にそうだったというのが分かったということですね。それからやはり新潟という場所が、私が想像していた以上に季節によって様子を変える、それによって作品の見え方が変わるということを、私は十分想像できていませんでした。

 

その点は堀川さんの言っていた通りで、長い期間見せたことのよさも確実にあったと思うんですね。よさと懸念は、ある意味、両方あたっていたということでしょうか。

藤井光「わしたちがこんな目にあって、 あんたたちは得をした」撮影風景

藤井光の映像作品のための撮影風景

――大震災があって、自然とどう向き合うかが時代のテーマのように語られだし、芸術祭の3本柱の1つであったシンポジウムは「自然との共生」を明確にテーマとして打ち出していたのですが、竹久さん自身は、新潟の自然に関してある方向性を持って作家を導くことはしないというスタンスでした。 これまで暮らしてこられた場所の自然と新潟の自然について感じたことと、実際震災をふまえた展覧会を水戸芸術館ではされていて、そのあたりでもテーマになったであろう自然との関係について、今回の芸術祭を通じても感じたことがあればお話ください。

普通に、一新潟訪問客として、いくつかの点で驚きました。海抜が低いというのはこういうことかと思ったのですが、すぐそこに水が、すぐに水が溢れてきそうな感覚を持ちました。何度も水害に見舞われ制御されている河川がこうだということかが意外で、そうなんだと思うしかないんですが、そこが自分の持っていた川の認識と大変違いました。あとは阿賀野川が川なのにテトラポッドがあること。どれだけ水の流れが急なのかということにも驚きましたし、冬に鳥がたくさん飛んでくることも、ここの土地の人たちはすごく誇りに思うだろうと思いました。

――水戸と比べて

全然違いますね。すごく自然の豊かさと近さを感じます。

――水戸も海岸が近いというか

水戸市には海岸がないです。新潟は自然が生活に近い感じがします。出身地の大阪にも淀川とかありますけれど、新潟は川辺で普通にジョギングするとか、住宅地の川辺ではほかの県でもあるとは思いますけど、新潟は都市と自然の関係がすごく近いと思いました。

――「水と土の芸術祭」というネーミングについては?「水と土」という言葉自体が、自然を主体とした芸術祭というイメージですが、それと新潟の関係については率直にどう思われますか?

正直、それに正面から応えようとすると、作家の幅が限られてしまいますよね……と思って、私はあまりとらわれないようにしました。作家の幅が限られない方が、より豊かな芸術祭になると思われるのですね。大地の芸術祭があり、前回の水と土の芸術祭があって、重複している作家も何人もいたということ。また「水と土」というとき、そこに反応する作家は、世代的にも限定されてしまうのではないか。そのテーマで真正面からやっている若い作家は少ないだろうと思いました。ですので第2回にあたり、私が紹介する作家としては、そこに真正面から応えるのではなく、自然に限らず新潟の特異性に注視してもらえる人を招きました。……第3回があるとすれば、そこにも作家の層に幅があることは重要だと思います。そうでないと、そのテーマだけだと展開が難しい、何度も続けていくなかでは。

「とことんトーク」の様子

8月4・5日に行われた「とことんトーク」の様子

――「とことんトーク」について、今回地域のアートプロジェクトを問い直すという、いろいろな方々を集めて長時間のトークを行う提案を早い時期にされて、実現されたわけですが、考えられた動機、実施されて感じたこと、見えてきた課題などについてお話し下さい。

動機は、先ほど言ったことと関わってきますが、やはりこういう大型の芸術祭が美術館の外で行われる際に、芸術振興とは別の目的が働いていることが多々あって、そのなかで芸術を見せていくことについて、芸術に関わる様々な立場の人がどう考えているのか、いろいろ考えているということは分かっていたのですが、それを分かる形で外に出す必要があるだろうと思いました。越後妻有の大地の芸術祭が2000年から始まり、2012年に第2回水と土の芸術祭が行われていて、この10年強の短い歴史として、地域振興に寄与する芸術祭というようなものが定例化して普及していくなかで、そのメリット、デメリットは何にでもありますし、2000年から数えて、次の10年目に入った段階で、そこをきっちり検証する時期に入ったと思っていました。実際に同類の芸術祭を行なっていく中で、そのことについて実践を伴うかたちで考えることが重要と思い、そこをやらずしてこの芸術祭をすると、課題の検証や反省なくして同様の試みがここでもまた行われているだけになってしまうので、その問題点を認識した上での芸術祭だということを出したいと思ったのです。それであのような形の長時間のトークで様々な立場で芸術に関わる人たちに出ていただきました。

――様々ではあるが、芸術の立場の人たちに集まってもらったということですね。

そうですね。

――実施され、結論を出すというトークではありませんでしたが、ご自身も参加されて見えたこと、また見えきれなかったことがあると思いますが……

記録がようやく昨日あがってきて、まだ見返していれないので、今は記憶が薄れているところもあるのですが、思ったのは、地域振興など他の目的があるにしても、関わるディレクターも、参加する作家も、芸術祭にどんな名目があるにせよ、それを乗り越える作品の作り方というのはできるわけで、それができてこそ本物というか、本当にいい作品が生まれたと言える、と思ったことです。地域振興という目的にそのまま回答する作家というのはそんなにいないし、そこまで主催側の、たとえば行政がたてる名目に目くじらを立てなくても、分かっていながら、そこをうまく脱臼させていくというか、いい作品を作ることができれば、人々の心に残るわけです。いい作品を作れば、長い間をかけて複数の人を介し、場合によってはあるエリアを面白い界隈へと変え、それが結果的に地域振興につながることもあり得ます。柔軟に、あえて言えば、乗っ取っていけばいいと思いました。 それはとことんトークだけを通してというよりも、この芸術祭をはじめ2012年の仕事をしていくなかで、作家や芸術関係者と対話することで得た意識でした。

佐々木愛「『残された物語』 Migrating Stories」

佐々木愛「『残された物語』 Migrating Stories」

――竹久さんは美術館学芸員として、美術館という場所で展覧会を企画されています。 美術館の中での企画と、外での企画――いろいろな意味で性格が違うと思いますが、実際両方を体験されて、感じられたことは?

美術館は、「守られた空間」だと思ったということですね。  美術館から一歩外に出ただけで、建築法などの法律の問題が出てくる。そこをどうクリアしながら、否定的な意味で妥協することなく仕上げていくか。そのせめぎ合いと、それを作家にも理解してもらわなければならない部分、あとは事務局スタッフが、作品を絶対に実現させたいという思いの中で知恵を出しあって、どういう形でその規制をクリアするかを考えることは、美術館の中ではないことでした。そこが私の専門外でもあるし、美術館の外で仕事をした中で、初めて見えた部分であり、難しさでした。

――それは水戸でもある程度体験されて……

水戸の街中で私がやってきたは、モノを設置することはあまりしないので、プロジェクトだったりイベントだったりですので、種類も予算規模も違いますし。

 

だから思った以上でしたね。

――美術館の学芸員の仕事が、芸術家がより理想的な環境で制作し、かつ発表することを共に行っていくということだとすれば、美術館の外は決して理想的ではないわけです。けれどもそれゆえの何かというか、美術館での展覧会と違う価値というか、そういうものもあるような気がするのですが……そのあたりについて、竹久さんなりに感じられたことがあれば……

大友良英「オーケストラNIIGATA!」 

大友良英「オーケストラNIIGATA!」 

美術館が守られたところだということは、芸術にとって守られた場所という意味で使ったのですが、それは実は敷居にもなっているわけで、芸術に興味を抱かない人が実際マジョリティとしているなかで、だからこそ水戸芸術館も館外で作品を展示したり、地域連携のプログラムを行う必要性を感じて事業をやったりしているんですけれども。アクセスしてもらうチャンネルを広げるということで、美術館の外に出ることの意味はまずあると思います。それは広い層の人びとに見に来てもらうということでもそうですが、もう一つは作家がやはり、美術館で発表するものと、こういう水と土の芸術祭のような場で発表することは、対象となる人の層や興味が違うことを想定すると思うんです。そういうとき、大衆寄りになるということではなく、いわゆる美術慣れしていない人たちも含めて、どう届きうる作品にするかということは、当然考えると思うんですよね。それだからこそできること、というのもあると思います。本来は市民を対象に作られるべき芸術が、いつの間にか美術館のために作られるというか、「美術」のなかだけで評価が成立するため閉塞を招いてしまった歴史があると思います。多くの人びとにとって美術館の中の美術に疎遠さが感じられるということを経た今だから、こういう2000年代の越後妻有からの流れもありますが、そういう文脈の上でもう一度たとえば地域住民の人たちだったりとどう接点をもった作品を作るのかを、ある意味、美術史のなかで歴史的に考えなければいけないポイントがまた来たんだなと思っています。

――最後に、竹久さんがこの新潟の芸術祭の約一年以上関わった、竹久さん自身にとっての意味は?すぐには言えないかもしれませんが……言葉にできるものがあれば……

そうですね――本当はもう少し時間をおいて考えたいところですが、ここ数年、美術館での仕事をしながらも、美術館の外でも自主的にMeToo推進室で活動したり、職務の中でも地域の人たちが関わるプロジェクトを展開するなかで、美術は何のためにあるのかということを意識しています。美術に必ずしも慣れていない人たちも含め、市民という言葉が適切か分かりませんけれども、 市民のための美術というのがどういうふうにすると立ち上がっていくのか、どうすれば美術が閉塞的にならずいろいろな人に意味あるものとして伝わっていき得るのかをずっと考えてきたので、今回の仕事は、それをいつもとは違うスタンスで、実践を通して考える機会になりました。これは私がキュレーターとして仕事をしていく限りは、ずっと続いていくことですね。

【12月9日(日)】華雪 書+堀川久子 舞「動・物」パフォーマンス公演!

華雪(芸術祭参加作家)+堀川久子(舞踏家、水と土の芸術祭ディレクターのひとり)によるパフォーマンス「動・物」

華雪 書+堀川久子 舞「動・物」ちらし

ある日つまづいたのは動・物
動・物がわたしを見る
手招きされて
並んで座る
たるんだ腹の皮を触りながら動・物は言う

はじまりはじまり
はじまるはじまり

チラシはこちら


◆華雪(Kasetsu)プロフィール:詳細ページはこちら

◆堀川久子(Horikawa Hisako)プロフィール:詳細ページはこちら

【9月13日(木)~10月9日(火)】日比野克彦さんの灯台がついに水上に!

日比野克彦作品「動きたい水灯台 動かない土灯台」

日比野克彦さんの作品「動きたい水灯台 動かない土灯台」は今、
メイン会場の、ゲートを通ってすぐつきあたりの水面に、ぷかぷか浮かんでます!
「明後日朝顔」の切れ間から、ごらんください!
あたりが暗くなって、点灯する姿も一興ですよ!

<展示場所> 万代島旧水揚場(メイン会場)旧水産会館前の水面

※無料でごらんいただける場所です
※展示場所が、当初予定から変更になっていますのでご注意ください

<展示期間> 9月13日(木)~10月9日(火)
(天候の状況によっては、早期に撤収となる可能性があります)


◆日比野克彦 Hibino Katsuhiko プロフィール:詳細ページはこちら

【 8月31日(金)・9月1日(土)】「Noism(ノイズム1)のメンバーによる野外、街なか、7公演」

ノイズム1メンバーズの「Noism(ノイズム1)のメンバーによる野外、街なか、7公演」
それぞれの公演が始まります。

〜踊るかどには福きたる〜

エレメントちらし

「からだと場所」踊りシリーズ 〜踊るかどには福きたる〜


「三度目の正直」

公演日時 ・8月8日(水) 19:30?/22:00?※完売しました・9日 ※追加公演 19:30?・8月11日 東京公演15:30?/18:00?
会場 ヒッコリトラベラーズ2階(中央区古町通3番町556)

出演 宮河愛一郎、藤井泉 ほか「ピンクドクロ」
料金 1500円
定員 25名
ご予約 E-mail: pinkdokuro@gmail.com
またはE-mail: noismdance@gmail.com


「pause@mee」

公演日時 8月31日(金)、9月1日(土)17:00
会場 シープクラブ吉野(お店)

出演 青木枝美 渡部美玲(ピアノ) イワノワ ビクトリア(美術)
料金 ワンドリンク/500円
定員 25名
ご予約 E-mail: noismdance@gmail.com


「月亡き夜にブンチャッチャ」

公演日時 10月14日(日)21:00〜
会場 メイン会場 万代島旧水揚場 かもめシアター(中央区万代島4-1)

出演 篠原未起子ほか 山下久樹(パーカッション)
500円(芸術祭パスポートをお持ちの方は無料)
先着 150名


以降、3組は11月から12月初めに、小さな酒場やカフェなどで公演が行われます。

樋口薫「夢中遊技」その匠の技で作品が作られて行く世界を観る

海風にふかれて、作品の一環である作成過程を共感しょう!

2012年7月31日撮影

普段は寡黙にひとりで仕事をしているという作者。 今回の芸術祭ではその技の心、作品の背景なども(お時間があれば!)お話ししてくれるかもしれません。

 

ちかごろめったに見られない「日本の木舞壁」の世界を実感しませんか?作者はみなさんに土壁が作られていく過程もぜひ見てもらいたいと語ります。(いつも歌っていただけるわけではありません)猛暑のこのごろでもここはなぜか海風の清々しい場所です。

日時 8月中 日中ほとんどの日、お盆までの前半制作が行われます。  場所 西海岸公園(中央区二葉町地内)

*悪天の場合は制作をお休みする場合もあります。

イヴァ・ビトヴァさんからのメッセージ

イヴァさんは「からだと場所」踊りシリーズ「場所と身体 そこから生まれる踊り、歌」シリーズとして一連のパフォーマンスを終え、帰国しました。  新潟滞在の際に収録したみなさんへのメッセージをお届けします。

「私はイヴァ・ビトヴァです。

 

チェコ共和国から来ました。 この新潟に来れてとても本当にうれしく思います。水と土の芸術祭に一緒に参加してコンサートを実現できました。

 

そして新潟の方々とすてきな経験をし、美しい市街に愛着を覚え、みなさんとのひとときを楽しみました。 ありがとうございました。

「私は大人のためのワークショップをしました。」

 

それは私にとっても、すてきな経験でした。 はじめはどうやって日本のメンタリティと通じ合えるか、確信はなかったのですが、うれしいことに皆さんはオープンで、一緒に歌って喜びをシェアできました。

 

そこで歌ったのが「ローリ ルージャ」という、ジプシーのロマ族に伝わる「愛」の歌です。

Smile News no.1 (大友良英×飴屋法水たち作品ニュースレター)

SmileNewsタイトル0904

アーティスト風情のコンセプトなどより、ぼくには、その、機会、に寄せられた一人一人の、人間の気持ちと、実作業こそが、作品の内実に思えます。 それが飴屋法水たち、の、たち、であり… 飴屋法水さんのことばより

「Smileニュース」、始まりました。

 

「Smile」は、水と土の芸術祭メイン会場の“大かまぼこ”と呼ばれる建物で展示されている大友良英×飴屋法水たちの作品です。

 

もう体験されましたでしょうか?現在、不要になった電気製品をお持ち込みいただくことで皆さんにこの作品に参加していただいています。「Smileニュース」ではその経過をお伝えします。

smile news

2012年 充電器

Smile news

20xx年 USBマウス SONY

smile news

1998年 ヘッドフォン

smile news

1993年 掃除機 MITSUBISHI

smile news

不明年 ポータブルCDプレイヤー

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1980年代 室内アンテナ マスプロ

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1975年 えんぴつ削り National

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ヘアドライヤー National

smile news

2009年 ポット

smile news

1983年 ホットプレート

smile news

1990年代 英会話教材カセットレコーダー SONY

●第1回 9月4日、「Smile通信」をニュースで発信

水と土の芸術祭メイン会場の大かまぼこで展示中の大友良英×飴屋法水作品「Smile」は、関わった多くの人々の思いの結晶ともいえる作品です。  そしてこの作品は、これからも皆さんの参加によりさらに変化していきます。

 

作家の飴屋法水さんが、皆さんからお持ちいただいた不要電気製品を素材に新しい作品を制作し、「Smile」の世界に加えます。たくさんあればそれだけ作品も充実。

 

見慣れた電気製品が思いがけないアート作品に生まれ変わるチャンスです。芸術祭が始まって1ヶ月弱の現在、電気製品はまだまだ足りません。

 

ぜひご参加を!

作品に参加するには?

※家電のお持ち込みの際には、大かまぼこの「Smile」入場受付で、お持ちになった家電をお見せいただきその旨を告げていただければ、再入場の料金はかかりません。

スマイル通信小見出し1

会場の一部に、靴を置いて帰れるエリアがあります。 そのエリアの中の好きな場所に、ぜひ不要になった靴を残していってください。

 

普段の生活の中で、お使いだった靴であれば、どんな靴でもかまいません。

スマイル通信小見出し2

会場の一部に、電化製品を置いて帰れるエリアがあります。

 

そのエリアの中の好きな場所に、ぜひ家庭で不要になった電化製品を1台残していってください。 現在のリサイクル法により、テレビ(パソコンのモニターも含む)、洗濯機(乾燥機も含む)、冷蔵庫、クーラーの4種については廃棄できません。 それ以外の製品であれば、電池を使った小さなものから、掃除機程度の片手で運べる範囲の大きさであれば、製品の種類やデザインは問いません。

スマイル通信小見出し3

製造年が不明の場合は、購入した年をぜひ思いだしてみてください。

 

会場内に、その年を書いていただくラベルがあります。

◆大友良英×飴屋法水たちプロフィール:詳細ページはこちら

お問い合わせ先はこちら

水と土の芸術祭実行委員会事務局 電話: 025-226-2619 (平日8:30?17:30) FAX: 025-228-7370 メール: info@mizu-tsuchi.jp

「Smile通信」をニュースで発信! 作品が変わっていくプロセスをレポートしますみなさんによって持ち込まれる電気製品がどうなっていくのか、ニュース「Smile通信」でレポートしていきます。

【公演続々! 追加公演あり】ダビッド・ザンブラーノ|イヴァ・ビトヴァ|「pause@mee」青木枝美

◆◆◆◆ ワークショップ・Passing Through(終了) ◆◆◆◆ 8月29日(水)〜9月1日(土)14:00〜17:00 / 9月2日(日)10:00〜13:00 ダビッド・ザンブラーノ David Zambrano(ダンス・パフォーマンス)

ダビット・ザンブラーノのダンスシーン

「場所と身体 そこから生まれる踊り、歌」シリーズ

ワークショップ・Passing Through いくつもの身体が空間の中を行き来することによって、自発的なエネルギーを決めるまでもなく、ダイナミックで柔軟、複雑な言語を作り出しながら、自発的に調和をもって交換する。 人々は無限代の道、壁、床、身体を通り抜ける。

このワークショップは身体を多く動かし続けます。  最大限、身体を開き、思考を開き、動き続けながらその変化を感じ取ってください。

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◆◆◆◆ ソロコンサート(終了) ◆◆◆◆ 8月30日(木)18:45〜イヴァ・ビトヴァ Iva Bittová

ヴァイオリンを手に自在に繰り出される声…チェコの吟遊詩人、イヴァ・ビトヴァが十数年ぶりの日本上陸!水と土の芸術祭のために来日します。

 

日時 8月30日(木)18:45〜(約1時間) 会場 信濃川河畔リバーフロントパーク(朱鷺メッセ脇緑地)(新潟市中央区万代島5-1)無料 直接会場へお出かけください。 ※雨天の場合、メイン会場 万代島旧水揚場 かもめシアターに会場変更

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◆◆◆◆ 青木枝美「pause@mee」パフォーマンス(終了) ◆◆◆◆ 8月31日(金)、9月1日(土)ノイズム1メンバーズの「Noism(ノイズム1)のメンバーによる野外、街なか、7公演」〜踊るかどには福きたる〜

青木枝美パフォーマンス

「からだと場所」踊りシリーズ 〜踊るかどには福きたる〜

「pause@mee」

公演日時 8月31日(金)、9月1日(土)17:00 会場 シープクラブ吉野(お店) 出演 青木枝美 渡部美玲(ピアノ) イワノワ ビクトリア(美術)料金 ワンドリンク/500円定員 25名

ご予約 E-mail: noismdance@gmail.com

◆◆◆◆ 声を導きだすワークショップ “voice in peace”(終了) ◆◆◆◆ 9月1日(土)イヴァ・ビトヴァ Iva Bittová

イヴァ・ビトヴァ

来日中の歌手のイヴァ・ビトヴァさんが、声を出したり歌を歌ったりするワークショップを子どもと大人、それぞれを対象に行います。

 

チェコの吟遊詩人、イヴァ・ビトヴァさんはヴァイオリンを弾きながら、様々な声をあやつるアーティストです。近年はオーケストラと共演、映画出演など活動は多岐にわたっています。

開催日 9月1日(土) 会場 かもめシアター メイン会場 万代島旧水揚場

こどもたち(7歳以上)とのワークショップ

時間 13:00~14:00 14:30~15:30 無料

おとなたち(高校生以上)とのワークショップ

時間 17:00~19:00 各回先着20人(要予約) 参加料1,000円

講師 イヴァ・ビトヴァ(芸術祭参加アーティスト)

※お申し込みの際には、参加されたいワークショップの種類(こどもの場合は時間帯)、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス(あれば)をお知らせください。

お問い合わせ先はこちら 水と土の芸術祭実行委員会事務局 新潟市中央区西堀前通6番町 894番地1 西堀6番館ビル5F TEL: 025-226-2624 (平日8:30?17:30) FAX: 025-228-7370 メール: info@mizu-tsuchi.jp 当日午後のみ TEL: 090-8743-9626

◆◆◆◆ デュオパフォーマンス(終了) ◆◆◆◆ 9月2日(日)20:30〜ダビッド・ザンブラーノ David Zambrano(ダンス・パフォーマンス)×イヴァ・ビトヴァ Iva Bittová

「場所と身体 そこから生まれる踊り、歌」シリーズ

My fire is still burning for you!「私の内なる火は、今も燃え続けている」

デュオコンサートちらし

◆◆◆◆ 追加公演 ダビッド・ザンブラーノ/イヴァ・ビトヴァ(終了) ◆◆◆◆

ダビッド・ザンブラーノ David Zambrano(ダンス・パフォーマンス) 日時 9月4日(火)13:00〜 10〜15分程度 会場 メイン会場 万代島旧水揚場 (新潟市中央区万代島4-1)大かまぼこ 原口典之作品「新潟・景12」前 料金 有料(入場料 単館チケットかパスポートをお持ちください)(2回目の入場の方は半額)


イヴァ・ビトヴァ Iva Bittová ソロ公演 日時 9月4日(火)17:40〜18:00 15分程度 ※雨天中止 開催の有無については直前の判断になりますのでご了承ください。 会場 やすらぎ堤右岸(NST前)王文志(ワン・ウェンヂー) 作品内 入場無料


◆◆◆◆ ダヴィット・ザンブラーノ 独舞(終了) ◆◆◆◆ 9月5日(水)18:45〜ダビッド・ザンブラーノ David Zambrano(ダンス・パフォーマンス)

風を聞け、光を見よ—加藤立「WIND」/前山忠「日本海の視界」

海水浴シーズンも終わりに近づき、すこし静かになった小針浜のなぎさのふれあい広場には、風の力で発光する作品があります。

海側から作品を見てみましょう。 運試しのようですが、強い風が吹くと作品の真骨頂が見られます。

会期中はいつでもご覧になれますので、夕暮れや夜半にそのロマンチックで、またエネルギーについて考えさせるような光景を見に行ってみませんか?

前山忠作品(移転中)

すぐ近くには作品の再設置作業が終わって、9月1日に再オープン予定の前山忠氏の作品「日本海の視界」もあります。

日本海を額縁の中から見る名画のように眺めると、自然こそアート、そんな気持ちになります。

カップルの散策や愛犬の散歩の途中の人々もちらほら—夕日の美しさで知られる新潟の浜辺で、晩夏のアート鑑賞はおすすめです。

秋山ブク作品 ほんぽーと(新潟市立中央図書館)でプレイスメントを公開開始

秋山ブク、ほんぽーとで展示のイメージ

みずっちたんく(旧亀田浄水場)で「コンポジションNo.8:みずっちたんく(旧亀田浄水場)の備品による」を公開中の秋山ブクが、ほんぽーと(新潟市立中央図書館)でプレイスメントを制作、公開開始しました。芸術祭事務局でみつけた十数個のものを館内に配置しています。

(9月初旬に同所でアレンジメントも制作予定です。 )

作品名

プレイスメント/ほんぽーと(新潟市立中央図書館):水と土の芸術祭事務局の備品による Placement / Honport: with equipments in the head office ofWater and Land − Niigata Art Festival,

【9月2日(日)】ダビッド・ザンブラーノ:デュオコンサート/【9月5日(水)】独舞

◆◆◆◆ デュオパフォーマンス ◆◆◆◆

ダビッド・ザンブラーノ David Zambrano(ダンス・パフォーマンス)×イヴァ・ビトヴァ Iva Bittová

「場所と身体 そこから生まれる踊り、歌」シリーズ

My fire is still burning for you!「私の内なる火は、今も燃え続けている」

デュオコンサートちらし



◆◆◆◆ ダヴィット・ザンブラーノ 独舞 ◆◆◆◆

【8月19日(日)】のぞきからくりは今週末まで、最終日の口上(語り)公演をお見逃しなく!

「八百屋お七」および「幽霊の継子いじめ」(紙芝居形式)の2本公演です。

  • のぞきからくり

会場 巻郷土資料館 (西蒲区巻甲3069-1) 展示期間 2012年7月1日(日)?8月19日(日) 開館時間 9:00?16:30 公演(口上) 19日のみ 13:00?/15:00?(各回30分程度)

※のぞきからくりとは、江戸時代日本に伝わった「覗き眼鏡」と、竹田近江が大阪で旗揚げした「竹田からくり人形」、仏教の「絵解き」の技法を用いて誕生したといわれています。明治時代後期から大正時代頃は、全国各地で縁日の出し物として流行しました。 現在、完全な形で残り、実演出来るのは、新潟市西蒲区に保存される1台のみ(新潟市指定文化財)です。

ほんぽーと(新潟市立中央図書館)秋山ブク新作品が完成

みずっちたんく(旧亀田浄水場)と、ほんぽーと(新潟市立中央図書館)で作品展示中の秋山ブクの新作品が完成しました。

秋山ブク作品「プレイスメント/ほんぽーと(新潟市立中央図書館):水と土の芸術祭事務局の備品による」

コンポジションNo.9 秋山ブク作品

作品名 「コンポジション No.9:ほんぽーと(新潟市立中央図書館)の備品による」

展示場所 ほんぽーと(新潟市立中央図書館)1階エントランス 中央区明石2丁目1−10

展示期間・展示時間 ほんぽーと開館時間(月~土 10:00から20:00 日・祝 10:00から17:00) 12月4日(火)まで。(鑑賞無料)

休館日 毎月第1水曜日(図書整理日)、毎月第2金曜日、年末年始、蔵書点検期間

※スタンプはみずっちたんく作品と共通(58番)です。

【9月7日(金)~9日(日)】Nadegata Instant Party 「ONE CUP STORY」 第2回窯焚き開催!!(終了)

陶芸工房と化した旧保育園で映像や音を通してストーリーを追体験する作品「ONE CUP STORY」。 9月7日から丸3日間、陶芸作品を焼くため作家と礎窯サポーターが窯焚きを行います。

ナデガタ インスタント パーティー第2回窯焚き

「ONE CUP STORY」 第2回窯焚き公開見学募集

◆日時:9月7日(金)午前9時 火付け ~ 9日(日)深夜0時まで 三日三晩の窯焚きを行います。 ※荒天時など中止する場合があります。

◆定員:要事前申し込み。 先着30名まで。  お申し込みは9月5日(水)までにお願いします。

◆場所:旧礎保育園(新潟市中央区礎町通6ノ町2246-2) 地図はこちら

*お車でお越しの方は柳都大橋西詰の空き地に無料駐車スペースをご用意しています。 こちらは現在、作品No.26 渡辺菊眞+高知工科大学渡辺研究室による 「産泥神社 A Shrine in Chaos」の展示会場となっていますので、 駐車後「産泥神社」の受付にて窯焚き公開見学に参加する旨お伝えください。

◆参加費:無料 但し、旧礎保育園内の作品展示鑑賞は有料となります。  芸術祭パスポート提示または単館入場料(一般300円/学生・65歳以上200円/高校生100円/中学生以下無料) パスポートをお持ちの方で、旧礎保育園に2回目以降の入場となる方は、上記単館入場料が半額となります。

◆注意事項:*イベント中の出入りは自由です。 *薪くべ、薪割りなどを体験されたい方は、汚れてもいい服装でお越しください。 *火を扱うイベントのため、参加者の方全員に保険に加入していただきます(無料)。

下道基行さんワークショップ「見えない風景」[動画]

下道基行さんのワークショップ「見えない風景 ―新潟/沼垂編―」(ゲスト:サウンドアーティストのmamoruさん)が9月22日に新潟市の沼垂で行われました。  市内からはもちろん、県外からご参加いただいた方、美術大学からの見学の学生さんたちなど、さまざまな方が「見えない風景」を体験して行かれました。

このワークショップは東北芸工大や国立国際美術館で行われた同名のワークショップの、新潟/沼垂編となります。

 

まずは参加者の皆さんが下道さん+mamoruさんによる「言葉の地図」で町歩き。 そのあと実際に町を歩きながら皆さんが自分自身の言葉の地図を作り、それをみんなでお互いに交換し、誰かの視点で町を散歩します。 その新鮮さに、一同驚き!でした。

動画では、下道さんが女子中学生の作った「言葉の地図」で町を歩いているところもご覧いただくことができます。

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